魔法螺の乱毒ファンタジー

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<<   作成日時 : 2005/12/31 23:59   >>

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 2005年もはや終わり。
 2005年の一番の収穫は、スローペースではあるものの、ここまで洋書の紹介を続けてこられたこと。読んだ本すべてを紹介したわけではありません。紹介するエネルギーが湧き上がらず結局断念した作品もありましたが・・・
 ここで、中でも気に入った2005年のベスト3を発表します。 画像

!!2005年に読んだP・B ベスト3!!
 第1位 The Last Light of the Sun  by Kay, Guy Gavriel
 第2位 Crispin  by Avi
 第3位 The Greenstone Grail  by Hemingway, Amanda

 P・Bを読んでいくなかでの期待のひとつが、未知の作家との出会いです。残念ながら、2005年に読んだ作品の中で、はじめて読んだ作家の作品には、感激の出会いはありませんでした。2006年には素敵な出会いがあればと期待することにしましょう。
 ところで、次にどの本を読むかは、みなさんどのように決めているのでしょう? 私の場合、気に入った作家の作品を立て続けに読むという方法をとっていたこともありますが、現在はボリュームのある本を読んだら、次は薄い本にしたり、未知の作家の作品の次はお気に入りの作家の作品にしたり、昔購入した本、最近購入した本といったように、変化をつけて選ぶようにしています。
 2005年に選んだ未知の作家の作品は、大げさな表現をすれば、ことごとく「ハズレ」だったので、2006年は読者の方々のご協力をいただいて、本を選んでみようと思いつきました。10冊の候補の中から「これぞ」と思う作品を投票していただけませんか? そこで多くの票を集めた作品は必ず読み、なおかつ乱毒ファンタジーの中で紹介させていただきます(残念ながら「ハズレ」だった場合にも紹介します)。現在超大作に挑戦しており、早くても2月までは読み終わりそうにありません。そのあと軽めの作品を読んで、ここでもっとも多くの票を集めた作品はその次に読む予定です。

〈投票要項〉
投票期間:〜2006年1月31日(火)
投票方法:この記事へのコメント(一番下の「コメントする」の箇所)にて、作品名と選んだ理由を書き込んでください。
候補作品:以下の10点
  1. Obernewtyn  by Carmody, Isobelle ©1987 246p
  2. Rehearsal for a Renaissance  by Clark, Douglas W. ©1992 336p
  3. The Ill-Made Mute  by Dart-Thornton, Cecilia ©2001 552p
  4. Instrument of Fate  by Golden, Christie ©1996 293p
  5. Fanuilh  by Hood, Daniel ©1994 259p
  6. The Printer's Devil  by Kidd, Chico ©1995 280p
  7. Wolfskin  by Marillier, Juliet ©2002 519p
  8. The Rover  by Odom, Mel ©2001 505p
  9. Varjak Paw  by Said, SF ©2003 249p
  10. Magic's Song  by Underwood, Laura J. ©2003 193p

 内容は読んで見なければわからないし、作家も恐らく邦訳は出版されていないだろうと思われる作家の作品を選んだつもりです。表紙の画像と裏表紙のあらすじ等から読み取れた紹介文を、選んでいただくヒントとしてください。

1. Obernewtyn
画像 候補作品の中でももっとも古い作品。突然変異(?)により不思議な力をもつ孤児の少女が、その能力を見出され、人里はなれた山"Obernewtyn"に連れて行かれ、その能力に狂信者のグループが目をつけ・・・3部作の最初の巻。






2. Rehearsal for a Renaissance
画像 錬金術師の弟子が主人公の3部作の2巻め(1巻目を買いそびれた)。ポム・ド・テール(ジャガイモ)といういなか町に暮らす主人公が、師匠とともにルネサンス時代のイタリアへ。12歳のマキァベリやベニスの商人と遭遇。表紙からもユーモア・ファンタジーということがおわかりになることでしょう。






3. The Ill-Made Mute
画像 塔に上れば翼のある馬が風の船を引いて空を駆け巡るのが見える。しかし主人公の口のきけない若者は要塞の底を住まいとしており、ほとんど太陽を見ることもなかった。しかもそこはゴブリンやら気味の悪い化け物どもの居場所でもあったのだ。ここまでの説明ではホラーめいているが、ロマンティック・エピック・アドベンチャーとのこと。





4. Instrument of Fate
画像 悪魔やエルフのいる世界で歌をつむぎ旅をする女性の美しい物語。









5. Fanuilh
画像 あれー! どこかで見たような・・・ 父とも慕う主人の魔法使いを殺されたチビドラゴンと人間の少年は復讐を求める。そのためには少年が試練を乗り越え、ドラゴンが少年を主人と認めて心の結びつきが築かれなければならない。失敗すれば、敵のまえでふたりは無力だ。読み終わってもまだこの表紙をサイトのトップページからはずさずにすむかどうか・・・





6. The Printer's Devil
画像 魔術師に捕らえられ、17世紀へ連れていかれた夫のために妻が大活躍!(?) 20世紀の彼らの人生と17世紀の別の人物の人生の接点は?









7. Wolfskin
画像 ヴァイキングの話。勇敢な戦士にあこがれる主人公に冒険のチャンスがやってきた。海の向こうの見知らぬ謎めいた国への襲撃だ。しかしその土地で見つけたのは幸せな生活だった。異国の王の娘とともに静かな暮らしを望んだそのとき、主人公が少年時代に慕っていた男が島にやってきて、少年時代の恩義を返すよう求めた。主人公は名誉とまことの愛を天秤にかけることになるが・・・




8. The Rover
画像 「指輪物語」の雰囲気いっぱいの表紙。図書館員だった主人公がなぜか海賊にさらわれ、盗賊の奴隷として売り飛ばされ、魔法使いやゴブリン・ドラゴンのうろつく指輪物語的世界で展開するユーモア・ファンタジー。職業柄つちかった「文字が読める」能力を活用し、体力もなく、ぱっとしなかった主人公が彼なりに活躍するところも「指輪物語」をなぞっているといえる(らしい)。3部作の第1作で、この夏に出た最終巻のタイトルは"Lord of the Libraries"。



9. Varjak Paw
画像 子猫が主人公の物語。タイトルは主人公のなまえ。危険がいっぱいの街で生きていく技とは・・・? 表紙とは雰囲気の異なるイラストがほとんどどのページにもあり、それだけで楽しめる。なので文字は少なめ。最近続編の"The Outlaw Varjak Paw"が出た。






10. Magic's Song
画像 竪琴を弾く美声の魔術師の16の物語。中世的な背景の中、妖精やら竜退治の騎士なども登場。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
迫害された超能力者たち
Obernewtyn  by Carmody, Isobelle &copy;1987 Tor 246p ...続きを見る
魔法螺の乱毒ファンタジー
2006/08/20 04:41

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
投票
6. The Printer's Devil
現在と過去のファンタジー世界との行き来の話が好きなので。
tatekyon
2006/01/12 09:35
投票
3. The Ill-Made Mute
翼のある馬の引くカゼの船・・・・乗ってみたいです。これもついかで。
それと
5. Fanuilh もぜひ。
tatekyon
2006/01/12 09:39
tatekyonさん、投票ありがとう。
「乱毒ファンタジー」に読者がいるとわかってほっとしました。
ここにあげた10点とも是非読んでみたいものばかりなのですが、当然既知の作家の作品も読みたいわけで、そうなると全部読むわけにもいかず・・・そこで読者頼みの策を思いついたわけです。
どれを真っ先に読むかは今後の進行にもよりますが、"The Printer's Devil"は絶対に読みますね!
魔法螺
2006/01/14 13:29
投票します。
4. Instrument of Fate
オムニバスなのでしょうか。美しい物語、というところで。
5. Fanuilh
成長ものということで。

おもしろファンタジーの紹介、これからも楽しみにしています!
ヨリンデ
2006/01/24 10:44

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